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刺青・秘密 谷崎潤一郎 著 [本の紹介]

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久しぶりの読書である。やはり一定に読書をしなければ脳に黴が生える。

(感想)
日本を代表する文豪と称される理由が良く判る。洗練された文章力は読者を惹きつけて離さない。
「刺青」「少年」「幇間」「秘密」「異端者の悲しみ」「二人の稚児」「母を恋うる記」
「少年」に関しては、文学界に与えた影響はさぞかし大きかっただろう。こんなサスペンスが明治の時代に上梓されたなんて、俄かには信じられない。
どれも秀逸と云いたいけれど、「母を恋うる記」だけはどうなんだろう。今で言う夢落ち、でそれは読み始めてすぐに判る内容である。読者を楽しませたい、というより書きたいから書いた、そんな作品である気がした。
「異端者の悲しみ」は読んでいて辛かった。やはり、荒れた家庭の作品を読むのはしんどい。

谷崎がノーベル賞候補になっていたのは知っていたが、その推薦を三島由紀夫がしていたとは知らなかった。てっきり作風を嫌っているとばかり思っていたので意外だった。

評価:
「刺青」4
「少年」5
「幇間」4
「秘密」5
「異端者の悲しみ」5
「二人の稚児」4
「母を恋うる記」3

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