So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン

さようなら、NBS速読教室 [日常、雑談、愚痴]

速読への興味は少年期に遡ります

私は小学生の頃、自慢ではありませんが本を貪る様に読む少年でした。例えば新学期に国語の教科書が配布されると数日中、若しかしたら翌日には全て読み終えるといった感じです。予習という意味合いは無く、只管活字に飢えていたといった方が適当でしょう。決して速読が出来ていた訳ではありませんが読書量が多かったため同級生の中では読む速度は早い方だったと思います。また、途中で投げ出さず数時間ぶっ続けで読書に耽ることもざらにありました。
当時、本が好きではない同級生から“本の読み方”に関して質問を受け、自己流でしたが次の様に答えた記憶があります。
○目を大きく見開く
○行の頭から下まで真っ直ぐストンと目を落とし、今度は下から上まで読むときと同じ速度で行間を見上げていく。
○改行があっても文末以降の空白にも目を通し、他の行と同じ上下幅で視線を往復させる(リズムを崩させない為)。
と、まあこんな感じでした。目を見開くというのは自然とそうなるだけで意識してしてた訳ではありませんでしたが。
そして時は過ぎ、転校や引越しが度重なるうちに私はすっかり読書をしなくなりました。


NBSとの出会い

読書力という言葉があるように、本を読まなければ読む力は衰えます。つまり、本を読まない人は“読めない人”になっているのです。私自身夙にそれを自覚することがあり、以前から気になっていた速読教室を検索してみたのは彼是4年前です。
申し込んだのは、NBS速読教室。理由は住んでいるところから一番近かったから、それだけです。
しかし、実際に参加したときの感動は今でも憶えています。何故なら、訓練の内容が前頁で紹介した、私の昔の読書方法と非常に似通っていたからです。“目を大きく見開く”“行から行へ移るときも行間を同じ速度できちんと見上げていく”“改行があっても一番下の位置まで視線を持っていく(テキストには○が打ってあります)”など、そっくりと言っても良い程の内容でした。
良く「速読なんてインチキ臭い」という話を見聞きしますが、少なくとも訓練の内容が私の過去の読書方法と同じであった為、疑う必要性は全くありませんでした。


結局、速読は出来るようになったのか

結論から言えば、なりませんでした。ただ、このNBSが駄目とかいう話ではなく、ただ単に私自身が練習を殆どしなかったからです。また、真剣に真面目に練習すれば速読出来る様になるのか、と問われれば恐らくなります。他の受講生で1分間1万字以上達成された方は沢山居る事でしょう。それまで幾ら注ぎ込む羽目になるのかは知りませんが。

P1000030.JPG

何故辞めるのか

①料金ボリ過ぎ。始めようと思われる方はHPの値段でも見てください。入会金、授業料、目の訓練用プラスチックの玉の付いた紐、丸と点が書いてあるだけのフォーマットと呼ばれるもの。全てが高かったです。入会金と授業料以外は購入しなくて構いませんし、フォーマットはワードを使って自分で作成すれば済むことです。しかし、それにしても・・・・なお値段。

②オカルトに走り過ぎ。読書には集中力が必要だというのは万人が認めるところです。そして、その集中力を高めるための指導も最初の頃は参考になりました。しかし、速読とは直接無関係な物事に走るのは戴けません。例えば、砂糖や牛乳は集中力を妨げる。そんなこと云われたらどう思いますか?幾ら医学的に尤もらしい根拠を付け加えても、集中力を妨げる要因なんぞ他に幾らでもあるでしょう。私は喫煙者で酒飲みです。煙草が集中力の持続を妨げる事は云うまでも無く自覚してますし、日常的に飲酒をしている人は週一未満にすべきです。しかし、この速読教室で酒や煙草の話は出ず、「砂糖や牛乳はよくない」と云われても、フーン程度の感想しか抱けません。
また、リラックスの訓練で微眼(びがん)という阿弥陀如来の様な感じにさせる行為や、パンフレットに載っていて力を入れているのか断食教室など、仏教っぽい真似をさせ過ぎ、走り過ぎじゃないですか。
間違っているとは言いませんよ。私も速読を始める前に、集中力を高めるためには禅寺に行って座禅を組んでみたりしたら良いのかも、なんて思っていましたからね。でも、それはあくまで個人が色々試してみる話であって「速読教室」が行ったり宣伝する話ではないでしょう。もうね、会員なので壁新聞のような定期的刊行物が送られてくるのですが、「牛乳を飲むのを止めて本当に良かった」とか「断食に参加して体調が良くなった」とか「シルバー・メソッドに参加してこんなに激変した」とか、見ていて痛々しいですよ。

③時間の無駄。高い料金(1回¥7,350 3h)を払っている割には、訓練中の内容はリラックスをさせて集中力を高めさせることに多くの時間を割いています。体操とか微眼とか。継続的な訓練が何よりも大切なら、1回¥2000以下で1hとすべきでしょう。その代わり毎週参加するよう勧めるのならまだ判ります。1回でこれだけの料金を取られたら毎週なんて絶対に参加できませんよ。中身も濃い訳じゃないのに。
それと、リラックスが重要ならヨガ教室でも催眠療法でも座禅でも茶道でも幾らでもあります。

最後に、入会金を支払って参加しましたが、まさかそれに有効期限があるなんて思いもしませんでした。もう、入ったのは何年も前なので最初に説明があったのかも知れませんが、最近になって有効期限が切れるので再度お支払いを・・・継続会員は**%OFF なんてのを受け取りビックリしました。遠慮なく捨てましたよ。


決して営業妨害する気はありません。速読が出来るようになるのなら今の料金でも安いものでしょう。
また、他の速読教室に参加したことはありませんが、ここで説明している訓練内容は間違ったものだとは今でも思っていません。ただ、料金が余りに高かっただけです。安ければ内容に多少違和感や不満があっても続けていたことでしょう。

速読に興味がある方は、ここはお勧めです。ただ、費用対効果を考えるのなら短期集中にして訓練内容はメモを取るなどして無駄にズルズルと参加しないことです。
参加した当初、速読とは上下に速く焦点を動かすことだと思い、目を激しく上下に動かしていました。その結果、訓練後もの凄い痛みが目を襲いました。そして2回目かそこらで、「その目の動きは速読の目じゃない」と言われ修正しました。要は眼球そのものを動かすのではなく視野を広げて焦点のみが上下にピタリと一致する様にしなければいけなかった訳です。そして自分で修正出来る様になり、速読の目の動きにOKを貰いました。今思えば、この時点でもう充分だったのです。後は、自宅で訓練するなり読書を堪能すれば良いだけです。

余談ですが、私が参加している手話サークル(非営利)は毎週行っているにも拘らず年会費が¥2400。英会話サークル(非営利)は1回¥500。バイオリン教室(営利)は30分で¥2700ですが、中身が濃く練習をサボると先へ進まずそれこそ無駄金になってしまうので普段必死に練習をしています。
NBSが、うちは営利だから、と言ってしまえばそれまでです。公民館のような公的な施設も借り難いでしょうし講師の移動費用も必要でしょう。しかし、その費用を丸々受講者の負担とさせているのではと思わせるような経営は賢いとはいえません。

少し考え直してみてくださいよ。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は180日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。