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車輪の下 ヘルマン・ヘッセ著 [本の紹介]

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脱帽。こんなにも読書中に充実感を与えてくれた小説は久しぶりです。
恐らく読書中は顔を真っ赤にして読んでいたと思う。面白すぎるよ、これ。

ただ、猛烈に勉強をしたことの無い人には共感できる部分が少なく、つまらなく感じるかもしれません。


〔余談〕
余韻に浸りながら巻末の解説を読んでいると、思わず「アッ」と叫びたくなる事が書いてありました。
私、通勤で東京駅を利用するのですがそこには同志社大学の看板広告があるのです。何処にでもある受験生募集かと思いきや、予想に反して無茶苦茶恰好良いんです。内容は、

我が校の門をくぐりたる者は、
政治家になるもよし、宗敎(教)家になるもよし、
實(実)業家になるもよし、敎(教)育家になるもよし、
文學(学)者になるもよし、
且つ少々角あるも可、気骨あるも可、
ただかの優游(柔)不斷(断)にして安逸を貪り、
苟(卑)しくも
姑息の計を爲(為)すが如き
軟骨漢にはならぬこと、
これ予の切に望み、偏(ひとえ)に希ふところである。
新島襄

とあるんです。つまり、勉強が出来る奴でも目標を持たず放蕩する人間は来るな、と云っているんです。こういう広告って見ていて清々しいですよね。感心して其処に立ちすくみ暗記してしまいました。

そして、「車輪の下」の解説に、なんとヘルマンヘッセが7歳の頃新島をバーゼルで見たそうです。初めて見る日本人として印象に残ったそうで晩年にもその事を語ったそうです。凄いですね。なんというか、人って意外なところで繋がりがあるんだなぁ、と。そして、東京駅の看板で感心した同志社創立者と、偶々読書して感動した著者とに繋がりがあったことに。



最初に見た日本人が江頭じゃなくて本当に良かった。

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