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日本語練習帳 大野晋 著 [本の紹介]



評価:3

 私は母国語である日本語が下手だと思う。言いたいことをうまく要約できなかったりして旨く相手に伝えられない文章を書いてしまうのだ。そんな折、本屋に積まれていたこの本のタイトルに目が行き衝動買いをしてしまったのは彼是3年前か。その後本棚の肥やしになってしまっていたので、今回一気に読み通した。

 成程ね、そういわれればそうだ、うんうん仰るとおり、と思いながら読み途中にある問題も解き、今朝完読した。

良かった点
・「が」と「は」の使い分けは日本人なら自然に身に付いているが、難読な文章ともなると混乱してしまう。今回、この違いをはっきり説明していた件はとても参考になった。
・個人的な事だが、過去に谷崎潤一郎の「少年」を読んだとき、
http://eigobaka.blog.so-net.ne.jp/2012-01-17
女中が正しい敬語を使いこなしている箇所に敬服した記憶がある。
今回、なんとこの「少年」のしかも私が頭を垂れたシーンが、正しく敬語を使いこなしている例として紹介されているではないか。こういう繋がりと出会うのは非常に嬉しい。
・現在「日本語検定」と「漢字検定」の学習中であるが、前者の方の役には立つ。

悪かった点
・ある方が、ブログでこの本を批判的に書いてある。要は、「この本を読んだからといって本当に日本語が上達するのか」と言っているのだ。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1426.html
そう言われてみれば、確かにそんな気もする。
私自身、今まで好き勝手に自分の率直な感想評価をしてきた。どんなに売れたか評判が良いかという声は無関係だ。が、この方の評価を読んで私の感想は正直かなり揺れた。確かに、「上達するだろうか」と自問すれば、答えはノーに近くなる気がするのだ。

が、

>ちゃんと日本語がわかる人でホントに本書が役に立ったと思う人がいるなら、ぜひ意見を聞いてみたい。

と書かれてあるので、きちんと日本語が判ると言い切れない私にとっては参考になりましたよ、と答えておきます。答える資格すらないのでは、という疑問は勘弁して欲しい。だって、ちゃんと日本語が判る人なら日本語練習帳なんて買わないでしょ。


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