So-net無料ブログ作成

バカの壁 養老孟司著 [本の紹介]

名称未設定 1.jpg

 今更ながら、の本。拾う機会があったので読んでみました。捨てた人もきっと、今更だけど読んでいないから今の内に、という心算だったことでしょう。

 感想は、ベストセラーに為る程の内容ではない。

 自己啓発的な本は、より売ろうとする余り眼から鱗的要素を取り入れたがる。例えば逆説的な発想といったもの。そして、巷間から逸脱していないと思わせるために読者になるほどと思わせるように体験談やデータを載せる。

 しかし、この本はそういう厚かましい不遜な態度は然程見受けられない。つまり良心的である。

 故にこそ我は思う。何故、ベストセラーなのか。とどのつまり、皆が読むから買う、の典型的口コミの循環が生んだだけなのではないのか。

 悪書ではないが良書と呼ぶには抵抗がある。というのも、今更「一次元的にモノを見る危険性」を説かれても読書をする人間には大抵当てはまらないからである。本を読むという行為は、著者の考え方を見るということなので、もうこの時点で読者が一次元的な思考(つまり、バカの壁)に囲まれているということはないのである。

 ただ、断っておきたいのは、良書に属する本は読者に対して何らかの知識や視点を与えてくれる。この本も、全く得るものがなかった訳ではない。


本の評価:暇つぶしや話題のために読むには否定しない程度。”絶賛”は出来ない。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。