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天気図のみ方 藤井幸雄著 [本の紹介]

評価:5
書棚を整理したとき出てきた本。ロシアをソビエト、hPaをミリバールと表記している程古い本。
どうしてこの本が書棚にあったのか、購入したのかは不明。
小学時代、雲を眺めるのが好きだった。授業なんか見向きもせずにボーッと雲の流れを見つめていた。そんな経験があったから衝動買いでもしたのだろう。
いざ読んでみるとこれがまた面白い。天気図に関しては基礎的知識があったためかサクサク読んでうろ覚えなところは再確認して完読。100頁強なので知識がなくてもそんなに時間がかかるような難読本ではない。
とまあ、お勧めしても現在は販売してないかな。
ゴロゴ板野の現代文解法565パターン集 板野博行著 [本の紹介]

評価:5
目から鱗、こういう解説本が欲しかった。受験生に人気があるらしいという事で古本屋で購入したが、正に「お宝発見」である。
ネットの掲示板でも「板野はネ申」という声が踊っているが、私もそう思う。
「コーヒーが好きだ」の件は思わず「あっ」と叫んだ人も多かったのではないか。
無意識に使う日本語も、難解な言葉になると混乱する。これを簡単な文章でパターン解説した著者は凄いと思う。兎角現代文はムラの出る科目だが、そういう悩んでいる受験生の”欠点”を見事に理解しているからこそここまで辿り着いたのだろう。
無論批判的な意見もある。
「テクニックに走っているだけ」→まあ、そういう意見もあるだろうがそのテクニックで「理解が進む」のだから言うこと無し。
「難解大には対応できない」→これはどうだろう。大学によりけりじゃないかな。
「使えなかった」→「このキーワードが出たとき3行前までに解答がある」みたいに言い切っている箇所があるけれど、それを真に受けたらやはり受からない事も出てくると思うよ。
個人的には増補分で「コペルニクス的転回」とか当たり前のことを大袈裟に書いていて「ウザ~」とは思ったけれど、そんなものは吹っ飛ぶくらい嬉しかった本。
☆☆☆ 板野博行先生、有難うございました ☆☆☆
---------------
余談
一通り読み、1日半
精読読み+解答、1日半
きちんと暗記しなければいけない事項は、それ以降に費やした。
現在、別の問題集を解いて「本の実力」を確認中。
学生で時間に余裕のある人なら問題を解きながらでも1日ちょいで終わらせられると思う。
なのに、だ。
古本で買ったのだから、当然前の所有者がいた訳なんだが、その人が書き込みをしていた。
気になったのは、その人の書き込みが丁度半分(p100位)でピタっと止まっているのだ。
どうやら途中で辞めちゃったらしい。
合わない参考書なら早めに見切りを付けるのは時間の節約として正しい行為だとおもうが、幾らなんでもこれだけ薄っぺらい(中身は濃いよ)本で途中放棄はなかろうて。
結局、出来ない受験生って途中で投げ出したりしたりするタイプが多いのかな。
(希望の大学に受かっていたら御免ね)
発音をめぐる冒険 [放送大学]

※個人的興味を持ったところをピックアップしたものであって、レポートや単位認定試験には適応しておりません。
単位申請はしていません。直感的に(これは凄い講義だ)と感じ、本屋で買ってしまいました。
まだ、第1章ですが、買って大正解!
リバプール訛りとか超笑えます。
第1章
植物の科学 [放送大学]

※DVDを借りたのですが、media player→× GOM player→× VLCをダウンロードしてやっと見れました。視聴できないとお悩みの方は参考にしてください。
※個人的興味を持ったところをピックアップしたものであって、レポートや単位認定試験には適応しておりません。
第1章
有性生殖の為のシュート
マツボックリ(裸子植物)鱗片葉
単子葉植物と単子葉植物、合弁花と離弁花という分類は間違いである
分子系統解析の考え方
第2章
シアノバクテリア→15億年→高等植物細胞
チラコイド膜(光化学Ⅱ・Cytbef・光化学Ⅰ・ATP合成酵素)
カルビン・ベンソン回路
窒素ならびに硫黄の同化
第3章
根(主根・側根)
シュート頂
芽生え(ボディ・プラン)Y字型
頂端分裂組織(シュート頂分裂組織・根端分裂組織)
シロイヌナズナ→pin突然変異体
第4章
アブシジン酸とジベレリン
フィトクロム
第5章
根の種類
根の構造
静止中心(の破壊)
オーキシンの極性輸送
第6章
ファイトマー(腋芽は葉の裏側に付く)
葉序のパターン:互生、対生、輸生
葉序の配列→フィボナッチ級数※シンパーブラウン則
葉原基
第7章
花芽形成
短日植物、長日植物(限界暗期)
温度センサとして働く物質は未だ見つかっていない。
フロリゲンの正体
ABCモデルによって花の形作り(器官の並び方の原理)が理解できるようになった。
第8章
自家不和合成(雌雄異熟)S遺伝子座
第9章
光形態形成-暗所光形態形成
避陰反応
浮稲の可塑性
第10章
植食性昆虫の多様性
物理防御と化学防御
第11章
植物同士の競争
リグニンを分解できるのがキノコ
栽培共生
植物寄生植物(ヤドリギ)
第12章
植物の防御応答
サイトカイニンとオーキシンのホルモンバランス
根粒菌(原核生物)の感染
アーバスキュラー菌根菌(真核生物)
第13章
二次代謝産物の分類と機能
リグニン・リグナン
各種生合成
第14章
アグロバクテリアを用いた遺伝子組換え
水ストレス耐性の育種標的
第15章
埋土種子
挿し木(カルス)
植物の病気
----------
課題提出→完
SAMにお悩みの皆さん、シュート頂分裂組織の事ですよ。
東京吉野会 [趣・行って来た]


行って来ました。この構図で、ピンと来た方は最早ちはやオタです。
会のメンバーはいつも8人くらいで参加していたのに、今回は44人とのこと!ぶ、物量作戦ですか?
やはり、アレの影響が大きいみたいですねぇ。
個人的には、高崎からいつも遠征してくる桃っちを応援してます。今回もきっちり3回戦まで勝ち残ってましたね。早くC級になって会の沙との対戦を見てみたいです。
「eigobakaさん復帰されないんですか?」
「はい、毎日午後6、7時位に寝てますから」
ええ、やりたくて、戻りたくて、練習したくて仕方が無いんですよ。でも後1年は辛抱すると決めているんです。

あの中にもう一度戻れる日は来るのだろうか。
進化する宇宙 [放送大学]

※個人的興味を持ったところをピックアップしたものであって、レポートや単位認定試験には適応しておりません。
第1章
宇宙の定義。
フラウンフォーファー→キルヒホフ
遠い銀河ほど早く遠ざかる(ハッブルの法則)
3度K宇宙背景放射の発見
第2章
観測と手段。HR図、超新星の観測、宇宙膨張の観測
10パーセク=33光年
色指数の定義
第3章
基礎方程式
ppチェインとCNOサイクル
星は比熱が負
格子拡散と対流による熱輸送
質量の大きい星ほど平均密度は小さい
第4章
林の限界線
電子の縮退圧
ヘリウム・フラッシュ
第5章
20倍太陽質量
G点で超新星爆発
0.08~0.5M→主系列星
0.8~8M→C+O白色矮星
8~10M→中性子星
10~20M→中性子星
20~100M→ブラックホール
第6章
近接連星系
共通外層進化
白色矮星には質量の限界(1.4倍太陽)チャンドラセカール限界質量
電子パルサーの正体→中性子星
近星点移動量によって一般相対性理論の検証が可能
第7章
球状星団の数は銀径に依存
天の川銀河 直径10万光年 厚み1100光年
銀河系から2万8千光年離れている
アンドロメダ銀河は別銀河
ダークマター
第8章
銀河は渦を巻いているが中心に巻き込んではいない
大まかには楕円銀河と円盤銀河に大別できる
渦巻銀河:棒渦巻銀河=1:1
全銀河の質量の90%はダークマター
第9章
銀河群=3個以上
銀河団=数十個以上
銀河風モデル
明るい銀河ほど赤い
第10章
銀河中心核(=巨大ブラックホール?)
星生成率
アープ220(赤外線で太陽の1兆倍)
銀河中心核の種類(分類の基準)
・光度
・電波放射の強弱
・広線領域の有無
・見かけの角度
第11章
フリードマン宇宙
シュバルツシルト時空
フリードマン方程式を解くと現在の宇宙は膨張していることが分かる→つまり過去に遡ると小さい
曲率が正 ビッグバン←→ビッグクランチ
曲率が0 ビッグバン→膨張は遅くなる
曲率が負 ビッグバン→永遠に膨張する
比例定数 バッブル定数
光のドップラー効果(赤方偏移)
リーヴィットの発見
第12章
黒体放射(=ビッグバンの名残)
赤→黄→白→青
プランク分布(温度だけで決まる。それ以外は定数)
COBE衛星で2.725Kの黒体放射が確認される。
宇宙誕生後40万年で転機
第13章
重力に不安定性(密度の差)があったため構造形成がされた。
揺らぎの定量化
スケールフリー
重力を支配する物質(バリオン、ニュートリノ、ダークマター)
第14章
曲率による膨張予測
ハッブル定数(後退速度Vは分光観測により実測できる。距離dは後に様々な方法が考案された。)
近くは三角測量(300光年まで)、本当の明るさの判っている天体の見かけの明るさを測定(距離はしご)
Ia型超新星の観察により、100億光年まで本当の明るさを判定できる。
曲率kは正なので宇宙は加速膨張
宇宙項(ダークエネルギー)
第15章
ひも理論(原子核より小さい)
暗黒星雲の電波観測により有機物質の存在を確認
和歌の心と情景('10) [放送大学]

この講義は申請していない。興味本位で見始めただけなので、テキストや各章の要約は無し。
昨日やっと15回全て見終えたが、和歌の講義がこんなに面白いとは思わなかった。
和歌を楽しみたい人は勿論の事、日本史が好きな人にも楽しめる内容だ。
それにしても俊成時代の判者の記録なんてよく残ってたものだ。
教養としての大学受験国語 石原千秋 著 [本の紹介]
前置き
今年のセンター国語現代文(評論)の得点は16点だった。
新聞に載っていたものを職場の昼休みに解いたとはいえ、これはあまりにも酷い。
そこでアマゾンで適当に評価の高い本を注文したら、届いたのは同じ著者だけれども小説の方だった。表紙が似ているので確認を怠りクリックしてしまったらしい。
慌てて再注文をした。
小説も満点とは程遠かったため、誤発注のこの本を解く。
これがあまりにも酷い内容だった。
http://eigobaka.blog.so-net.ne.jp/2012-03-13
私の彼への評価はかなり下となった。
本題
ここに1冊の本がある。そう誤発注の後に正しく注文したものだ。
これを読むにあたって次の点を自分に言い聞かせた。
目的は16点をアップさせるコツを掴むこと。
その為には、著者に対するマイナス印象を忘れること。
知らないことが出てきた場合、謙虚に学ぼうという意識を念頭に置くこと。

それでも、
評価:1(最低)
現役高校生も浪人生も社会人も買わないように。
「二項対立」を用いて問題を解く、ただの問題集。
「教養としての」というタイトルは社会人をターゲットにする為付けたものだろうが文庫本サイズになっているだけ。高校の参考書を電車の中で読む社会人は滅多にいないからね。
「役に立つか」と聞かれれば、あんまり。
「参考になったか」と聞かれれば、まあまあ。
「力が付くか」と聞かれれば、大量に問題が載っているのできちんとやればソコソコ付くのでは。
参考になった点はやはり対立軸を常に意識する、ということ。受験という限られた時間の中でそれが出来るのかどうかは本人の力のつけ次第と言った所か。
参考にならなかった点。やはり不親切。例えば第5章過去問⑩問4。傍線が問題の最初のほうにありながら、回答すべき箇所が最後のほうにあるパターン。
こういうのに受験生は手を焼くのだ。が、この本の解説は「『~であり、かつ商品である』と述べているところを探せばいい(略)。『まあ、こういうことを聞きたいんだろうな』と考えて、構文を探すのである。」
そんな時間あるか。
評論は出来れば1回読むだけ。多くても2回までだ。著者の考えだと各問毎に問題を読み返さなければならなくなる。受験生が求めているのは、1回読んだだけで内容が理解できるようになる解読手法だ。
これを抜きにして、問題の解説をされても、仮にそれが正しいにせよ、(ふうん、なるほどねぇ)という印象しかもてない。
無意味な太字も気になる。通常、重要なポイントに付加するものだが、「山口百恵」「中山美穂」を太字にする意味が分からない。無論これだけではない。所々太字があるのだが、重要なものに絞るべきだろう。
さて、評価を2ではなく1にした理由に迫る。著書の中で数多くの本を紹介しているのだが、参考までに丸善に行って「新釈 現代文」高田瑞穂著を立ち読みしに行った。
(現役で活躍している、若い予備校講師の姉ちゃんか、それともオバちゃんか)と思いながら、ね。
店の端末に「タカダミズホ」と入力し場所を確認し書棚のほうへ向かうと・・・高校参考書のコーナーではなかった。文庫本コーナーでそれを見つけ、手にとって見ると、、、
成城大学名誉教授の昔書かれた参考書(復刻版)だった。
つまり、自分の出身大学の名誉教授を持ち上げただけか。溜息混じりに独り言「新釈 現代文 ちくま学芸文庫・・・」と呟く。そして、ある疑問を感じつつ家に帰って確信を持つ。
「教養としての~」も、ちくま新書。
序章 高田瑞穂→ちくま
参考文献
第一章 山田→ちくま
第二章 竹田→ちくま、本田→ちくま
第三章 上野→ちくま
第四章 鷲田→ちくま、小谷野→ちくま
第五章 今村→ちくま
第六章 西垣→ちくま、桜井→ちくま
第七章 大澤→ちくま
第八章 赤坂→ちくま
問題文
第三章 上野千鶴子→ちくま
第四章 上野千鶴子→ちくま
第五章 上野千鶴子→ちくま
同じく第五章 岩井克人→ちくま
その他
第五章 「講談社学術文庫とちくま学芸文庫は要注意だ。」
第七章 「筑摩書房から著作集が刊行された」
「大学受験のための小説講義」で予備校講師を「引用を表記していない」と糾弾しておきながら、貴方は参考文献を「ちくま書房」の宣伝に使用ですか。読者を馬鹿にするのもいい加減にしなさい。
私は別の評論文解読の本を買いなおしましたよ。まだ読みかけですが、かなり良いです。
余談 - 石原が良書と紹介している本の、他の方の評価。
某ブログより
【タイトル】MD BOOKS 現代文 評論文ガッチリ読破術
【著者】辻本浩三
石原千秋の「教養としての大学受験国語」で「基礎強化入試現代文」と並んで「良心的」と評されたために不当に評価の高まっている本。
アマゾンのレビューより
新釈 現代文 (ちくま学芸文庫)
かつては他にマトモな参考書が無かったためベストセラーだったが、昭和末期にはすでに時代遅れで猫跨ぎされた参考書。その後、出版元が倒産したことからも末期にどれだけ不人気だったか分かる。
この本の人気が再燃したのは著者の弟子筋に当たる石原千秋が「教養としての大学受験国語」の中で持ち上げたからだが、今回の石原による解説もひどいものである。小西甚一氏の名著「古文研究法」を受験勉強で使用したと書きながら、あろうことか出版社を「落陽」社として平気でいる(当然「洛陽の紙価を高める」から「"洛"陽社」が正しい)。こんな初歩的なミスを見落とすようでは筑摩書房の編集者の程度も知れよう。売れているようなので次の版で絶対に訂正すべきである。
この本のミソは冒頭から繰り返される「たった一つのこと」で、それが何なのか、どう役に立つのかは伏せたまま原著の第三章59ページまで引っ張った末に「たった一つのこと」とは「追跡」だという。
ところが「何を手がかりにしてどう追跡するのか」といった方法論については具体的に何も語ってくれない。読書百遍意自ずから通ず。答が出ないのは読者の「追跡」の仕方が悪いからと一刀両断である。これが六〇年代の参考書といってしまえばそれまでなのだが。
確かに出題された文章1つ1つの説明量は結構なものだが、重要なところもそうでないところも一緒くたに一本調子で説明するからメリハリが無く今時の学生なら間違いなく睡眠薬替わりとして使えるだろう。本書を前にしたら「イイタイコト」の藤田修一師の本ですら名著に見えてくる。
こんな骨董品をありがたがるのは四〇過ぎのオジサン、オバサンだけで、間違っても大学受験生を持つ親御さんは子供に買い与えないように。
「楽」さん、何か言いたい事ありますか?
今年のセンター国語現代文(評論)の得点は16点だった。
新聞に載っていたものを職場の昼休みに解いたとはいえ、これはあまりにも酷い。
そこでアマゾンで適当に評価の高い本を注文したら、届いたのは同じ著者だけれども小説の方だった。表紙が似ているので確認を怠りクリックしてしまったらしい。
慌てて再注文をした。
小説も満点とは程遠かったため、誤発注のこの本を解く。
これがあまりにも酷い内容だった。
http://eigobaka.blog.so-net.ne.jp/2012-03-13
私の彼への評価はかなり下となった。
本題
ここに1冊の本がある。そう誤発注の後に正しく注文したものだ。
これを読むにあたって次の点を自分に言い聞かせた。
目的は16点をアップさせるコツを掴むこと。
その為には、著者に対するマイナス印象を忘れること。
知らないことが出てきた場合、謙虚に学ぼうという意識を念頭に置くこと。

それでも、
評価:1(最低)
現役高校生も浪人生も社会人も買わないように。
「二項対立」を用いて問題を解く、ただの問題集。
「教養としての」というタイトルは社会人をターゲットにする為付けたものだろうが文庫本サイズになっているだけ。高校の参考書を電車の中で読む社会人は滅多にいないからね。
「役に立つか」と聞かれれば、あんまり。
「参考になったか」と聞かれれば、まあまあ。
「力が付くか」と聞かれれば、大量に問題が載っているのできちんとやればソコソコ付くのでは。
参考になった点はやはり対立軸を常に意識する、ということ。受験という限られた時間の中でそれが出来るのかどうかは本人の力のつけ次第と言った所か。
参考にならなかった点。やはり不親切。例えば第5章過去問⑩問4。傍線が問題の最初のほうにありながら、回答すべき箇所が最後のほうにあるパターン。
こういうのに受験生は手を焼くのだ。が、この本の解説は「『~であり、かつ商品である』と述べているところを探せばいい(略)。『まあ、こういうことを聞きたいんだろうな』と考えて、構文を探すのである。」
そんな時間あるか。
評論は出来れば1回読むだけ。多くても2回までだ。著者の考えだと各問毎に問題を読み返さなければならなくなる。受験生が求めているのは、1回読んだだけで内容が理解できるようになる解読手法だ。
これを抜きにして、問題の解説をされても、仮にそれが正しいにせよ、(ふうん、なるほどねぇ)という印象しかもてない。
無意味な太字も気になる。通常、重要なポイントに付加するものだが、「山口百恵」「中山美穂」を太字にする意味が分からない。無論これだけではない。所々太字があるのだが、重要なものに絞るべきだろう。
さて、評価を2ではなく1にした理由に迫る。著書の中で数多くの本を紹介しているのだが、参考までに丸善に行って「新釈 現代文」高田瑞穂著を立ち読みしに行った。
(現役で活躍している、若い予備校講師の姉ちゃんか、それともオバちゃんか)と思いながら、ね。
店の端末に「タカダミズホ」と入力し場所を確認し書棚のほうへ向かうと・・・高校参考書のコーナーではなかった。文庫本コーナーでそれを見つけ、手にとって見ると、、、
成城大学名誉教授の昔書かれた参考書(復刻版)だった。
つまり、自分の出身大学の名誉教授を持ち上げただけか。溜息混じりに独り言「新釈 現代文 ちくま学芸文庫・・・」と呟く。そして、ある疑問を感じつつ家に帰って確信を持つ。
「教養としての~」も、ちくま新書。
序章 高田瑞穂→ちくま
参考文献
第一章 山田→ちくま
第二章 竹田→ちくま、本田→ちくま
第三章 上野→ちくま
第四章 鷲田→ちくま、小谷野→ちくま
第五章 今村→ちくま
第六章 西垣→ちくま、桜井→ちくま
第七章 大澤→ちくま
第八章 赤坂→ちくま
問題文
第三章 上野千鶴子→ちくま
第四章 上野千鶴子→ちくま
第五章 上野千鶴子→ちくま
同じく第五章 岩井克人→ちくま
その他
第五章 「講談社学術文庫とちくま学芸文庫は要注意だ。」
第七章 「筑摩書房から著作集が刊行された」
「大学受験のための小説講義」で予備校講師を「引用を表記していない」と糾弾しておきながら、貴方は参考文献を「ちくま書房」の宣伝に使用ですか。読者を馬鹿にするのもいい加減にしなさい。
私は別の評論文解読の本を買いなおしましたよ。まだ読みかけですが、かなり良いです。
余談 - 石原が良書と紹介している本の、他の方の評価。
某ブログより
【タイトル】MD BOOKS 現代文 評論文ガッチリ読破術
【著者】辻本浩三
石原千秋の「教養としての大学受験国語」で「基礎強化入試現代文」と並んで「良心的」と評されたために不当に評価の高まっている本。
アマゾンのレビューより
新釈 現代文 (ちくま学芸文庫)
かつては他にマトモな参考書が無かったためベストセラーだったが、昭和末期にはすでに時代遅れで猫跨ぎされた参考書。その後、出版元が倒産したことからも末期にどれだけ不人気だったか分かる。
この本の人気が再燃したのは著者の弟子筋に当たる石原千秋が「教養としての大学受験国語」の中で持ち上げたからだが、今回の石原による解説もひどいものである。小西甚一氏の名著「古文研究法」を受験勉強で使用したと書きながら、あろうことか出版社を「落陽」社として平気でいる(当然「洛陽の紙価を高める」から「"洛"陽社」が正しい)。こんな初歩的なミスを見落とすようでは筑摩書房の編集者の程度も知れよう。売れているようなので次の版で絶対に訂正すべきである。
この本のミソは冒頭から繰り返される「たった一つのこと」で、それが何なのか、どう役に立つのかは伏せたまま原著の第三章59ページまで引っ張った末に「たった一つのこと」とは「追跡」だという。
ところが「何を手がかりにしてどう追跡するのか」といった方法論については具体的に何も語ってくれない。読書百遍意自ずから通ず。答が出ないのは読者の「追跡」の仕方が悪いからと一刀両断である。これが六〇年代の参考書といってしまえばそれまでなのだが。
確かに出題された文章1つ1つの説明量は結構なものだが、重要なところもそうでないところも一緒くたに一本調子で説明するからメリハリが無く今時の学生なら間違いなく睡眠薬替わりとして使えるだろう。本書を前にしたら「イイタイコト」の藤田修一師の本ですら名著に見えてくる。
こんな骨董品をありがたがるのは四〇過ぎのオジサン、オバサンだけで、間違っても大学受験生を持つ親御さんは子供に買い与えないように。
「楽」さん、何か言いたい事ありますか?
数学検定準1級の結果 [資格・学習と結果]

何も感じない。本番2次では問題を無視して宇治拾遺物語の「かいもちひ」を書き綴った位だから。
何で受けたかって?本番前までには仕上げるつもりでいたからよ。
伊田古文講義の実況中継 伊田裕 著 [本の紹介]

最初に断っておきたい。この本は1世代前の物で現在売られているものではない。
評価:1
ゴミと言って良い。朝から読んでいたが話にならない。
講師が悪いのではない。実況中継シリーズなんて出している語学春秋社の企画が悪いのだ。予備校の学生はテキストを持っており、それを元に講義を進めていたのだろう。が、実況中継のみを買った者にはそれが無いが為に何を言っているのか不明なのだ。
話もトビトビで、暗記項目を抑えきれない。例えば、助動詞の解説の所で「大今水増」や副詞の話をしたり、といった感じで何もかもがごちゃ混ぜなのだ。多分、受講生には暗記しやすいように、綺麗に纏められた冊子が配られていたんだろうね。
今日は仕事が休みなので、この本の整理で終わるだろうがコピー代幾ら掛かる事やら。
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